- 争点:
- 過失割合
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
過失割合 | 9:1 | → | 9:0 | 依頼者側の過失を無効に |
交通事故事件の概要
依頼者(30代女性)が普通乗用自動車を運転し、交差点を直進して通過しようとしたところ、交差道路を直進してきた相手方車両と衝突したという事故態様でした。相手方側の車線には、一時停止規制がありました。
相手方は、本件事故の過失割合について、依頼者:相手方=1:9と主張していました。依頼者は自分に物損の負担が生じることに納得がいかず、専門家の助力の必要性を感じられ、ご依頼されました。
弁護士法人ALG&Associates
埼玉法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
依頼者は、相手方の物損を賠償した場合に、自分の自動車任意保険の等級が下がり、保険料が増額することを懸念していました。担当弁護士は、極力、依頼者の自動車任意保険の等級に影響が及ばないよう交渉することに目標を設定しました。
担当弁護士が依頼者から詳しい事故状況を聴取したところ、相手方車両が一時停止したのを見てから、交差点内を通行しようとしたとのことで、相手方の前方不注視の程度が著しかったのではないかと考えました。
そこで、衝突態様、衝突箇所、現場の見通し及び事故時の交通状況等、本件事故の態様を整理し、相手方に対し、相手方がきちんと前方確認を行ってから発進していれば本件事故は発生しなかったと主張しました。
こうした主張の結果、過失割合を依頼者:相手方=0:9とする内容で示談が成立しました。依頼者が獲得する賠償額に影響はなかったものの、当方の言い分が通ったことで依頼者への不利益がなくなり、ご満足いただけた事例です。