単身赴任中の浮気をチェックする方法は?浮気発覚後にやるべきこと

離婚問題

単身赴任中の浮気をチェックする方法は?浮気発覚後にやるべきこと

埼玉法律事務所 所長 弁護士 辻 正裕

監修弁護士 辻 正裕弁護士法人ALG&Associates 埼玉法律事務所 所長 弁護士

配偶者が単身赴任を開始した時点において、夫婦が離れて暮らす環境は、浮気が発生しやすい状況を生み出します。

配偶者は、赴任先において自由な時間を獲得することにより、浮気相手との関係を構築する可能性が高まります。

本記事では、令和8年現在における単身赴任中の浮気の原因、並びにその確認方法について解説します。さらに、浮気が発覚した際に配偶者が取るべき対応、及び弁護士へ相談するメリットについても詳しく説明します。

単身赴任中の浮気の原因・きっかけ

外食や自由な時間が多くなり出会いが増える

配偶者は、単身赴任生活において家事から解放されるため、自身の自由な時間を大幅に増加させます。

また、配偶者は、赴任先における夕食等の機会に外食を選択することが多くなり、飲食店における新たな出会いや、職場の同僚との懇親を深める機会を増やします。

このような日常生活の変化が、配偶者が浮気相手と出会うきっかけになり得ます。
自由な時間の増加、並びに外食の頻度の増大は、浮気のリスクを確実に高める要因となります。

浮気がばれにくい

配偶者は、同居していない状況において、自身の行動パターンや、スマートフォンの利用状況を家族に観察される危険性がありません。

そのため、配偶者は、平日の夜間、若しくは休日のいずれの時点においても、浮気相手を自宅に招き入れることが容易になります。

目が届かないという環境的な要因は、配偶者に対して「容易には発覚しない」という油断を生じさせ、結果として不貞行為の心理的な障壁を下げることになります。

独身だと偽りやすい・独身気分に戻ってしまう

配偶者は、赴任先において家族の気配を感じない環境で生活することにより、過去の独身時代と同様の開放的な気分を取り戻すことがあります。

また、配偶者は、新しい土地において自身の婚姻歴を秘匿することが容易であるため、浮気相手に対して独身であると偽って接近することが可能です。

家族と物理的な距離が生じることにより、既婚者としての責任感が希薄になり、不貞行為へと踏み出す契機となります。

単身赴任中の浮気をチェックする方法

連絡や家へ帰ってくる回数を確認する

配偶者が浮気を開始した時点から、配偶者による自宅への連絡頻度、並びに週末の帰省回数が減少する傾向が見られます。

配偶者は、浮気相手との時間を最優先にするため、理由を設けて自宅への帰省を意図的に回避するようになります。

電話の着信に対する折り返しの時間が遅くなる行為、若しくは週末の予定を曖昧にする態度が見られた場合には、不貞行為の兆候として注視することが必要です。

オンライン通話・ビデオ通話を利用する

配偶者に対して、事前の予告を行わずに夜間にビデオ通話を申し出てみることは、極めて有効な確認手段となります。

配偶者が浮気相手と室内で同席している場合、若しくは外出している場合、配偶者は通話の着信に応答しない可能性が高いと言えます。

また、配偶者が通話を拒否する、又はカメラに部屋の様子を映し出すことを極端に嫌がる言動を示した時点において、浮気の疑いは濃厚になります。

連絡をせずに会いに行く

配偶者に対して、連絡を一切行わずに赴任先の住居を直接訪問することは、生活の実態を把握するための直接的な方法です。

配偶者が不在であるにもかかわらず室内の電気が点灯している場合、若しくは室内に異性の生活用品が配置されている事実を確認した時点において、浮気が明確になります。

ただし、突然の訪問は配偶者との間で不要な衝突を招く恐れがあるため、慎重に行う必要があります。

配偶者のSNSを定期的にチェックする

配偶者が利用するSNSのアカウント、並びにその投稿内容を定期的に分析することは、交友関係を把握する上で有益です。

配偶者が公開している画像に写り込んだ飲食店の食器、若しくは風景が、異性との同伴を示唆している場合があります。

また、特定の人物による執拗なコメント、若しくは「いいね」の付与を確認した時点において、その相手方が浮気相手である可能性を考慮すべきです。

探偵に依頼してみる

個人による調査に限界を感じた時点において、探偵事務所等の専門機関に対して配偶者の素行調査を委託することは、確実な事実解明に繋がります。

探偵は、赴任先での配偶者の尾行、並びに張り込みを実施することにより、個人の調査では困難な密会現場の状況を把握します。

また、専門家による調査結果は、法的手段を講じる際に不可欠な客観的証拠として機能する報告書となる利点があります。

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単身赴任中の浮気が発覚した場合にすべきこと

浮気の証拠を集める

配偶者の浮気が発覚した時点において、最初にすべき対応は、不貞行為を客観的に証明できる証拠を収集することです。

具体的には、配偶者と浮気相手がラブホテルへ出入りする写真、若しくは動画が該当します。また、配偶者と浮気相手との間で交わされた肉体関係を明示するメール、若しくはLINEのやり取りの履歴も有効な証拠になります。

さらに、クレジットカードの利用明細、又は旅行の領収書なども補完的な証拠となり得ます。これらの客観的証拠を確保する前に、配偶者に対して安易に事実の追及を行う行為は、証拠隠滅の機会を相手方に与える危険性があります。

慰謝料を請求する

配偶者が不貞行為に及んだ時点において、他方の配偶者は、精神的苦痛に対する損害賠償として、配偶者、並びに浮気相手に対して慰謝料を請求する権利を有します。

請求の手続きは、最初に内容証明郵便を用いて書面で通知することが一般的です。

慰謝料の金額は、不貞行為の期間、若しくは婚姻関係の継続の有無などによって変動します。令和8年現在の実務において、不貞行為を理由とする慰謝料の相場は、数十万円から数百万円の範囲で算定されます。

確実な支払いを受けるためには、請求の相手方との交渉の際に、感情的にならずに法的な根拠に基づいて主張を展開することが極めて重要となります。

離婚するか、婚姻関係を継続するか考える

浮気の事実が確定した時点において、自身の今後の人生設計を踏まえ、配偶者との離婚を選択するか、又は関係の再構築を目指して婚姻関係を継続するかを決断する必要があります。

離婚を求める場合、財産分与、並びに養育費の条件を設定する準備を並行して進めます。

一方で、婚姻の継続を希望する場合、配偶者、及び浮気相手との間で、浮気関係の解消、並びに再度不貞行為を行った場合の違約金に関する誓約書を作成することが有益です。

弁護士に相談する

不貞行為に関する諸問題に直面した時点において、法的な知識を有する専門家である弁護士に法律相談をしてみることは、解決への近道となり得ます。

弁護士を代理人に選任することにより、配偶者、若しくは浮気相手との直接の接触、並びに精神的な負担を伴う交渉のすべてを委ねることが可能です。また、弁護士は、将来の紛争を防ぐための書面作成、及び調停等の法的手続きを適切に行います。

単身赴任中の浮気を弁護士に相談するメリット

証拠が有効か判断してもらえる

相談者が収集した証拠資料について、弁護士は、それが法廷において不貞行為を立証するに足る有効な証拠であるか否かを判別します。

相談者が証拠として十分であると誤認している場合、又は法的に不十分であると評価される場合、弁護士は追加で確保すべき具体的な証拠を助言します。

これにより、相手方による言い逃れ、若しくは事実の否認を防ぎ、有利な状況で交渉を進めるための基礎を築くことができます。

慰謝料の相場や請求について相談できる

相談者が受けた精神的苦痛に対して、弁護士は、個別の事情(婚姻期間、不貞の頻度、並びに子の有無など)を精査した上で、最適な慰謝料の請求金額を算定します。

また、弁護士は、相手方の資産状況、若しくは社会的立場を考慮した上で、分割払いの提示、又は一括払いの要求といった具体的な戦略を検討いたします。

専門家による法的な根拠に基づく適正な金額の算出は、不当に低い金額で妥協した解決を防止します。

単身赴任中の浮気について悩んでいることがあれば弁護士にご相談ください

配偶者が単身赴任先において浮気に及んでいるのではないかと疑念を抱いた時点において、又は既に決定的な不貞の証拠を確保した段階においても、まずは法律の専門家である弁護士にご相談いただくことをお勧めします。

弁護士は、相談者の意向(離婚、並びに婚姻関係の維持など)を最優先に尊重しながら、最新の実務に適合した法的な見解を明示し、相談者が望む最善の解決に向けて全力でサポートを行います。

埼玉法律事務所 所長 弁護士 辻 正裕
監修:弁護士 辻 正裕弁護士法人ALG&Associates 埼玉法律事務所 所長
保有資格
弁護士(埼玉弁護士会所属・登録番号:51059)
埼玉弁護士会所属。弁護士法人ALG&Associatesでは高品質の法的サービスを提供し、顧客満足のみならず、「顧客感動」を目指し、新しい法的サービスの提供に努めています。